家族葬では会葬者の方が殆ど参りません
しかしながら、弔電は届きます
家族葬でも普通の葬儀でも
弔電を発信する立場にとっては
会社の決まりであったり
本当に弔電を送りたい人たちの気持ちであったり
そして、弔電も「電報」と呼ばれたNTTだけではなく
いろんな媒体を通じて「宅配」的にも届きます
中には家族葬なのに
30通も届く場合があるのです
でも・・・
お出しになる方には失礼かも知れませんが
読まれない(式の途中での弔電披露)ケースが殆どです
特に
会社の「決まりごと」で届いた弔電は
目さえ通さない人もいらっしゃいます
「どうせ、義理や決まりで届いたのだから・・・」
う~むぅ・・・
思いを届けようとしても
想いが届かない・・・
でも、決まりだから
あっちの人にだして、こっちに出さなくては「まずいのでは」
となるのでしょう・・・
この読まれなくなりつつある弔電の必要性は
果してどうなのでしょう・・・
そして掛かるコストは
「会社の負担」となるはずです
いただいて感謝する遺族と
お出しして、面目が保つ企業・・・
その両方が無いとなれば
NTTや弔電の発送システムの会社の為に
なるだけなのでしょうか
先日、弔電ということではありませんが
届いた手紙風のメッセージの何通かは
手書きで、お世話になったことを長々と書いてありました
やはり、お世話になった人たちの
生の声が反映されて、始めて価値があるのではないでしょうか
定型文の
「ゴセイキョをイタミツツシンデオクヤミモウシアゲマス」
株式会社 ○○産業 代表取締役 南野誰平
ではねぇ・・・・
だいたい、代表者の方に亡くなったことなど知っているのでしょうか・・・
葬儀の家族葬化には
側面的には、そんなことも理由のひとつかも知れませんが・・
(中庭に水浴びにきた小鳥です、小鳥は警戒心が強いですから、「コトリ」と音を立てればすぐ居なくなります)