韓国の 3大音源サイトと KMPホールディングス,そして jyj | worldclassJJ
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スマートフォンとタブレットPCの早い普及によってオンライン音源市場は死んでゆくアルバム市場に比べて急騰勢に乗っています.
その音源市場を独占する 3代音源サイトは、
Melon、 Bugs、 Mnet、これらは通信業社やケーブル放送業社を背後においているし、この大企業たちがオンライン音源市場の 90% を独占して音源流通を担当している形態です.


[3大音源サイト]



問題は、この音源市場の収益構造が下表のとおり



企画社より 音源会社に有利するように作られています.
またこの音源会社を持っているロエンや CJ E&Mは、莫大な資本金を土台で流通だけではなく自分たちが直接歌手を育てて製作までする形態で、事業領域を拡大しています. こんな状況だから巨大音源会社たちは芸能企画社たちの領域を脅威するまで至りました.



アルバム市場で大きな収益を受けてきた韓国のメジャー企画社たちは、音源市場の成長速度に対する備えが遅れてしまって、結局は大企業の資本で武装した音源会社らに利益を奪われた状況になってしまったのです.

それで不合理な音源収益構造の合理化と音楽流通市場の再編を目的に、大型企画社たちが団結して 「KMPホールディングス」という音楽流通会社を設立しました.

「KMP ホールディングス」は、ミュージシャンは音楽にだけ重点を置くことができる環境を作ってくれる、そして製作社は合理的な価格どおり音楽を提供するように音楽市場の流通を合理的に改革すると(簡単に言って自分たちの利益を奪う音源流通社(特にメロンと Mnet)に対抗しようと) 作った利益集団です. 実際に独自的に音源を供給して来た SMと音源の絶対強者 YGは KMPホールディングスを通じて音源とアルバムを供給しています.

しかし、この集団は彼らの設立主旨とは当たらないように、むしろ所属歌手よりは企画社の立場を代弁しながら利益を取っています.


[KMP ホールディングス : YG Ent. SM Ent. JYP Ent. スター帝国 Can Ent. Media Line Music Factory など 7社が 2010 年 3月に設立した合作法人]




単純に見れば、この会社たちはお互いに牽制ばかりすると見えますが
その裏面をのぞき見れば JYPの 2大株主がロエンですし CJ E&M も YGの株式を持っている鰐とトロキラスみたいな共生関係を形成しています.
このように彼らは収益のためには昨日の敵が今日の同志になって今日の同志が明日の敵になる、 徹底的に利益のために動く集団と言うのが分かります.


韓国の音楽市場は、このように大企業や企画社たちの影響圏の下でアルバムと音源が流通し、 また彼らの莫大きい資本と配給力によって企画社の役目や流通配給業社の力は大きすぎる状態です.
JYJは SMとの訴訟によってこんな団体たちの権力に挑戦したことで、 だから彼らの見えない圧力をたくさん受ける大変な状態と見られます.

そうだから今度アルバムの音源成績はファンも予想できない驚くべきな結果でした.
彼らは 3大音源サイトで支持してくれる歌手でもなかったしKMP ホールディングスに属している歌手でもなかったし、むしろ訴訟によって多くの圧力を受けているし韓国芸能界でいじめされる歌手だからです.
新しい歌を発表すれば当然しなければならない広報もなかったし最大の波及力を持った TV 出演も全然ない状態で今度 IN HEAVEN アルバムに収録されている IN HEAVENと GET OUTは音源発売後 7週が経ったのにかかわらずメロンチャート 100位圏中にずっとあってたゆまぬ愛を受けています.
(IN HEAVEN は少女時代アルバムが出た後に 100位圏の外に少少落ちたがその翌日また 50位内の順位圏で入って来ました.そして昨日はリアルタイムチャート 3位までも上がりましたね.)


こんなに長く音源チャートにとどまったのは TVXQの時 mirotic以後 初めてある事です.
音源チャートはファンの力だけでは絶対長く維持することができません. fandomが大きい歌手と言っても大衆が好きな歌とfandomの好きな歌は差があるからです.
そうだから今度の音源成績は大衆に JYJ 音楽が認定を受けたということを意味すると思います.

「スーパースター K」や 「私は歌手だ」 のように 3大音源サイトたちの強い支援をもらう音源洪水と、巨大企画社を置いたアイドル歌手たちの新しいアルバム発売の中でも、 TV 出演一度もなしにただ音楽だけで大衆の支持を得たのです.
JYJはもうアイドルではないミュージシャンで韓国の大衆に認識されていると思います.

そしてそんな大衆の耳を取った歌は有名な作曲家の曲ではない、金在中の歌でした.