Android 4.0(Ice Cream Sandwich)電話アプリと新たに追加された「ユーザ」アプリのスクリーンショット

投稿日時 10月 31st, 2011 by juggly 投稿カテゴリ » ピックアップ記事, ブログ
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Android 4.0(Ice Cream Sandwich)の「電話」アプリと新たに追加された「ユーザ(アドレス帳)」アプリの内容をスクリーンショットで紹介します。Nexus S用のテストROMの内容なので、リリース版とは異なる部分があるかもしれません。

Android 4.0では、Gingerbreadの「電話」アプリからユーザを一覧表示する”連絡先”タブが独立し「ユーザ」アプリとして提供されています。「電話」アプリ自体、UIが新しくなり、ユーザ情報のプロフィール画像が大きく表示されるなど、印象が変わるほど見た目が変わっています。

「ユーザ」アプリは基本的に”連絡先”タブが独立してアプリになっただけだと思いますが、電話番号やメールアドレスに加えGogole Talk、Google+、Skype、TwitterやmixiなどSNSサービスをカバーした”ソーシャルアドレス帳”のようなものとなっています。頻繁に連絡を取る相手をランキング形式で表示する利便性を高める機能が搭載されていたりもします。

電話アプリ。電話アプリを起動するとダイヤルパッドが表示されます。デザインが変更され、プロフィール画像が大きく表示されるようになっています。3タブ構成で、上部のタブをタップまたは画面を左右にフリックすることで表示を切り替えることができます。その他、通話履歴から携帯事業者、Google Voiceのボイスメールを再生できるようにもなっています。

”通話設定”が電話アプリに移動、クイックテキスト機能が追加。従来のAndroidでは、通話関連の設定項目である「通話設定」がAndroidの設定メニューに含まれていましたが、Ice Cream Sandwichでは「電話」アプリに移動されています。「通話設定」には通話履歴を表示したところで「menu」ボタンを押すと表示されるメニューからアクセスできます。内容としてはGingerbreadのものと大差ありませんが、新たに「クイックテキスト返信」という項目が追加されています。「クイックテキスト返信」は電話をかけてきた相手に電話に出れない理由をSMSを使って伝えることができる機能です。

その「クイックテキスト返信」です。着信中、中央のリングを上のSMSアイコンに合わせると図右の定型文が表示されます。電話に出れない理由をタップすれば自動的にSMSが送信され、電話を切ることができます。

「ユーザ」アプリ。3タブ構成です。”お気に入り”タブにはスターを付けたユーザや頻繁に連絡を取るユーザが表示されます。”すべて”には同期したアカウントのユーザがリスト表示されます。”グループ”にはGmailの連絡先に作成したグループが表示されます(他のサービスで作成したグループも表示できるのかもしれません)。

各ユーザページは電話番号やメールアドレスなどのコンタクト情報を表示する「概要」と、TwitterやmixiなどSNSのつぶやきを表示する「最新情報」に分かれています。ページデザインはスッキリとしていて結構見やすいことから、利用する機会は多いのではないかと思います。もちろん、Google Talkのプレゼンス等も確認することができます。Ice Cream Sandwichでは、既存のAndroidにはない(HTC端末や多くの国内端末では作成できる)自分自身のプロフィールを「ユーザ」アプリに作成できるようになっています。

 「電話」アプリからユーザ情報を呼び出すと、次の図右のように表示されます。なかなか見やすいと思います。

表示オプション。従来の電話アプリの「表示オプション」では、表示するアカウントの情報を個別に選択していましたが、「ユーザ」アプリでは、それに加え、全アカウントの情報をワンタップで表示すること、タップしたアカウントだけの情報を表示することも可能になっています。例えば、mixiの情報を表示したい場合は、次の図右のmixiアカウントをタップするだけで表示できます。