会議をしたのに何も決まらないし、何も進まない...。といった不毛な事態を避けるには、会議の最後で出席者全員に、これからやるべき事のポイントを一言でまとめてもらうのが有効なようです。

シンクタンク系ブログ「99%」の最近のポストで、会社の会議に関するちょっとした仕事術を扱っています。

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会議の最後で、出席者それぞれに今後のアクション(やるべき事)について簡単にまとめてもらいます。一人につき30秒以内に設定しましょう。こうすることで、抜け落ちそうな今後のアクションが大体明らかになります。この課題を設けることで、個々人のアカウンタビリティー(説明責任)の意識が高まります。同僚の前で今後のアクションについて発表することで、そのアクションが履行しやすくなるのです。

「アクションを明確にする」というのは、生産性を高める仕事術、GTDの大事な要素の一つでもあります。アクションを明確にするには、自分の考えを数字と紐付けたり、頭の中にあるタスクや情報の流れを分かりやすくするために、紙に書き出したりする作業が必要です。そうすることで、どんな大きなプロジェクトも、細分化された一連の小さなアクションとしてとらえられます。

次のアクションを分かりやすくすると、無駄な時間をなくし、集中して取り組めるので、目標を達成するのにとても役立ちます。プロジェクトマネージャーや管理職の方は、締まった会議と効率的なプロジェクト進行のために、取り入れてみてはいかがでしょうか?

Measure Meetings With Action | 99%

David Galloway(原文/訳:的野裕子)