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バーナード・マドフ事件 アメリカ巨大金融詐欺の全容 単行本 – 2010/4/17
購入オプションとあわせ買い
NYユダヤ金持ち層の多くが財産を吹きとばした巨大金融詐欺、「バーナード・マドフ事件」の全容に迫る。
ナスダックの創始者、投資の神様として人々の尊敬を集めたあのマドフが、どうして詐欺に手を染めたのか?
世界の超富豪や一流大企業が大損失を被ったのはなぜか?
日本のマスコミが無視する史上最大のねずみ講の顛末を暴いた全米ベストセラーを邦訳―人はこうしてお金で騙される!
監訳者のことば
お金で騙した者たち、お金で騙された者たちの痛恨記
金融詐欺(ねずみ講)に嵌って、いつしか自分自身さえも騙し、更に人を騙し、騙しの輪を広げ、やがて思考停止に陥ってしまった。そうやって気づいてみたら全財産を吹き飛ばしていたという者たちの証言の記録が本書である。マドフという「希代の投資の神様」を信じて全ての財産を無くした者たちの悲痛な声が聞こえる。この本は日本の投資家たちにゾクゾクとする興味を持って読んでいただけると確信し、このことは私が請け合う。「なんでこんな愚かな騙され方をしたのだろう。途中で気づかなかったのか」などと冷ややかなコトバを吐けるのは、事件の傍観者だからである。あるいは、投資などしたこともない人間たちの冷言だ。懲りることなく何度でもうまい投資話(儲け話)に乗りかかってゆく精神もまた、きわめて人間的である。
副島隆彦
- 本の長さ376ページ
- 言語日本語
- 出版社成甲書房
- 発売日2010/4/17
- 寸法14 x 2.7 x 19.7 cm
- ISBN-104880862622
- ISBN-13978-4880862620
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商品の説明
著者について
イギリス出身のジャーナリスト。現在ハンガリーの首都ブダペストに在住。取材記者として25年以上のキャリアを誇り、事件の裏側にある人間達のストーリーを描きだす手法を得意としている。これまで7冊の本を出版しているが、それぞれ大きな話題をさらった。邦訳書に『ヒトラーの秘密銀行』(KKベストセラーズ刊)がある。
副島 隆彦
1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授などを歴任。副島国家戦略研究所(SNSI)を主宰し、日本人初の「民間人国家戦略家」として、執筆・講演活動を続けている。
古村 治彦
1974年、鹿児島市生まれ。早稲田大学社会科学部卒業、同大大学院社会科学研究科地球社会論専攻修士課程修了(修士)。南カリフォルニア大学大学院政治学専攻博士課程中退(政治学修士)。現在、SNSI研究員ならびに愛知大学国際問題研究所補助研究員。訳書に『メルトダウン 金融溶解』(トーマス・ウッズ著、成甲書房刊)がある。
登録情報
- 出版社 : 成甲書房; 初版 (2010/4/17)
- 発売日 : 2010/4/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 376ページ
- ISBN-10 : 4880862622
- ISBN-13 : 978-4880862620
- 寸法 : 14 x 2.7 x 19.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 482,276位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1974(昭和49)年、鹿児島県立鶴丸高校、早稲田大学社会科学部卒。早稲田大学大学院社会科学研究科地球社会論専攻修士課程修了(修士・社会科学)。南カリフォルニア大学(University of Southern California)大学院政治学研究科博士課程中退(政治学修士)。現在、SNSI・副島国家戦略研究所研究員、愛知大学国際問題研究所客員研究員。趣味は読書、スポーツ観戦(野球とラグビー)、落語観賞。
著書に『アメリカ政治の秘密』(PHP研究所、2012年)、『ハーヴァード大学の秘密』(PHP研究所、2014年)、翻訳書にトーマス・ウッズ著『メルトダウン 金融溶解』(副島隆彦・監訳、解説、ロンポール序文、成甲書房、2009年)、アダム・レボー著『バーナード・マドフ事件 アメリカ巨大金融詐欺の全容』(副島隆彦・監訳、解説、成甲書房、2010年)、パラグ・カンナ著『ネクスト・ルネサンス 21世紀世界の動かし方』(講談社、2011年)、ロバート・ケーガン著『アメリカが作り上げた"素晴らしき"今の世界』(ビジネス社、2012年)、オーヴィル・シェル、ジョン・デルリー著『野望の中国近現代史』(ビジネス社、2014年)、ダニエル・シュルマン著『アメリカの真の支配者 コーク一族』(講談社、2015年)がある。
ブログ「古村治彦の政治情報分析・紹介ブログ」:http://suinikki.blog.jp/
Twitter Account: Harryfurumura
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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戦後60年以上たってもまだ、アメリカ追従でやりたい放題に搾取されることに甘んじている日本国政府を代表する立場のものたちの能力の無さに呆れる。
もういい加減に自立する、ものをはっきり言うことが必要である。
日本が実業国家なら、アメリカは虚業国家である。
アポロ打ち上げ、9.11、HIV,エボラ熱、最新の新型インフルエンザとて、ヒスパニック系排除のための細菌ツールとして使っているとの話も出ている。
ヒラリークリントンの顔も相当悪党女の顔になってきた。
そんなにしてまでも政治に関与し、アメリカ初の女大統領になりたいのか!
欧米は環境排出権取引を金融中心のビジネスに置き換えることで次の世界経済手法を確立したが、我々まじめな日本人は絶対にだまされてはならない!
地球温暖化が人為的なものであるという証拠となる科学的な根拠はまだ分かっていないのだ。
COP15の前日に暴露されたこのトリックデータがそのだましのテクニックのひとつである。
もう、日本の新聞、TVは見ないほうがよい!
金融取引とて、自国民をわなにかける広告を得るためにこうした報道をしないのだから。
Net reporterが一番真実を伝えている。
本書は、遅れてきた東欧からのユダヤ人であるマドフが、先にアメリカに移住してきたドイツ系などの富裕ユダヤ人を意趣返し的に食い物にしたという観点を強調し、マドフを中心とする人間関係を克明に書き出している。しかし反面、野村證券や生保といった多くの日系金融機関を含む世界の巨大金融機関がたくさん被害者に含まれること、ナスダックの創業者であるマドフが単なるチンピラ詐欺師ではなく、アメリカ金融界のエスタブリッシュメントであっただけに、SECを代表にアメリカ政府、金融当局がとんでもなほど無能であるのか、ベールに覆われた権力が強い影響力を持っているのかといったより大きな問題の調査と記述が不十分である。情報があまりに不十分であり、本件の調査レポートもあまり存在しないので、闇から闇へ葬り去る力が存在しているようにすら思われてくる。沢山の訴訟が存在しており、それらを手掛かりに真実に迫る調査レポートをまとめるジャーナリストの努力を期待したいものである。
どうして巻き込まれたのか、巻き込んでいったのか、マドフ氏の生い立ちから丁寧に検証し、つい引き込まれます。
完璧な論理を持っていても、洞察力を持っていても、人は騙されるのですね。
金にかかわる人の心理を理解する上でも非常に興味深い内容です。
スケールの大きさ・内容が全く違い比較になりませんが、少額ながら私もB証券(外資)の「虚偽報告」を信じ、株を保有し続け、結果一夜にして紙切れになったことがあります。昔の苦い記憶を思い出しました。
少し気になったのは「ねずみ講」と「マルチレベル」が「監訳者まえがき」で同等に扱われていたと感じたことです。私の理解では「マルチレベル」は合法で全く問題ないのですが・・・
筆者の文化的先入観は若干入っていますが、それも含めて客観性が高く、分かりやすい記述だと思いました。
帯にもあったように、日本ではあまり報道されていない(されていたらすみません)内容なので、
読んで損は無いと思います。
理由はいくつかあるでしょうが、その一つにはビジネス書をあえて手に取るような人の心の中には、どこか今の自分の評価や処遇に不満を持っている人が多いからではないでしょうか。
今の会社や国の文化では自分は思い切り力を発揮できない。はるか遠くに(自分のような)実力者が正当に評価される夢のある国があると思いたいからでしょうか。その憧れの国の一つがアメリカなのでしょう。
こうした、「夢の国 アメリカ」の幻想を抱くのは何も日本人だけではなく、現地の人も同じようで、バーナードマドフに騙されてきたのはこうしたアメリカンドリームを信じ、自分にはその夢を実現し、さらに大きい夢をつかむ権利があるのだと信じていた人々でした。
バーナードマドフの行っていた投資運用とは、高いリターンを得られるとうたい金を集め、集めた金の一部をリターンとして渡していくだけのいわゆるねずみ講に近いものでその手法自体は極めて古典的な手法です。
しかしマドフは人の懐に飛び込んでいくような愛嬌ある人物を演じることにかけての才能が突出して優れていました。
彼は徹底して、アメリカの白人やユダヤ人などの富裕層のみしか相手にせず、それも顧客の紹介を通じてしか引き受けない、その投資内容についても派手な宣伝を行わず、ひたすらに秘密主義を貫きました。その一方で名門ゴルフコースやプライベートビーチなどで顧客と交流を深めるるなど、自身の羽振りの良さをさりげなくアピールするとともに仲間意識を強めることに努めていました。
マドフの顧客になれるということ、マドフに声を掛けられるということは、富裕層のコミュニティの一員であることの証明であり、一部の選ばれた人のみに与えられる利回りの高く安全な資産運用の恩恵にあずかれる特権を得られる権利を得たということになるのです。
そうした彼のさりげない資金集めのための営業は、顧客となった白人、ないしはユダヤ人の富裕層たちの「自分たちは人一倍努力をして富を得た特別な存在であり、普通の人間とは違う特権を与えられてしかるべきである。自分はより多くの富を得られる権利をもっている」という特権意識を巧みにくすぐったようです。彼を疑うことは自分の特権意識や自分の友人たちの権威を疑うことにもなるうえ、自分が得られる高い配当が後ろ暗いものである可能性を認めることにもつながります。そんな自分たちを貶めることなど誰が好き好んで考えるでしょうか。かくしてマドフは被害総額6兆円にも上る巨額の資金をねずみ講に回し続けることができたのです。
こうしてみると、マドフの一連の詐欺は一般的な詐欺事件にみられるように被害者の無知に付け込んだというよりも、特権意識の強い人々の過信に付け込んだものといえます。
無知な人なら騙されたことがわかればさっさと手を引きもすれば相手を訴えますが、自分の能力や立場を過信をしている側は騙されたことを薄々わかっていてもそのプライドから疑うことをやめるどころか、より自分の考えが正しいことを証明する有利な解釈をしたり、疑う意見を封殺し、時には友人にも紹介して後ろめたさを薄めようとするものです。そしてますます被害を大きなものにしていく。
被害者の中には、この被害によって築き上げた財産の多くを失ってしまった人も少なからずいるようですが、彼らはアメリカンドリームをつかみかけより大きなものとしたいと願ったのが災いし、失ってしまったわけですが、マドフがつかまり刑罰を受けても被害は回復されるわけではありません。
自分は特別な存在だと思うこと、自分は絶対に失敗しないという驕りの代償はあまりにも大きいものだったのです。