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オバマの戦争 単行本 – 2011/6/18

5つ星のうち4.0 12個の評価

全米No.1ベストセラー! パキスタン部族支配地域のアルカイダ掃討、アフガンにおけるCIAの秘密作戦、米軍増派の決断……オバマ大統領の戦争計画を、米国を代表するジャーナリストが極秘情報から描き出した話題作!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 日本経済新聞出版 (2011/6/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/6/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 601ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4532167973
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4532167974
  • 寸法 ‏ : ‎ 14 x 3.2 x 19.6 cm
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.0 12個の評価

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ボブ・ウッドワ−ド
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2016年11月4日に日本でレビュー済み
    米国はアフガニスタンをどうするか、というのがテーマです。ウッドワードの冴えた筆致でオバマ政権の動きが活写されています。

    普通に物語として読んでも大変面白いですが、読後の何らかの収穫を増やす上では、2つの点に注目する読み方がお勧めです。

    一つは、日本に普通に育った者にはよく分からない「軍」というものの動きです。

    戦争状態にあるときに、文民の意思決定に軍がどのような手段で、どのような影響を与えるのかということを知るのは、重要だと思います。

    軍人の多くの発言が引用されていますから、リアルなケーススタディを読む充実感があります。

    もう一つは、登場人物の発言にみられる様々なレトリック(=言葉の高等テクニック)です。

    本に引用されているのは、印象的な発言ばかりですが、それらの発言の背景には、知的な蓄積があり、政治が言葉の戦いであることがよく分かります。

    欧米世界で生き抜きたいとお考えの読者には学ぶところが大きいと思います。

    使用される文脈とともにレトリックの解説を読むことができる機会はめったにないのではないでしょうか。

    以上、軍を知るのに好適であること、言葉の対決の技術を知る良いテキストであることを意識して読まれると収穫の多い読書になるだろうと思います。
    9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2014年2月14日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ウッドワード著作では、多くの登場人物の発言が(公式なものであれ、本音を洩らすものであれ)直接話法で引用される。そのリアルさと迫真性がたまらない。しかしこれを可能にするためには、おびただしい回数のインタビュー、ち密な書類的うらずけが必要となる。何よりもこの記者に対する信頼と敬意がなければならない。
    アメリカ政府とジャーナリストの間に存在するこの信頼関係を私は羨ましく思う。

    ブッシュ政権はオバマに二つの重荷を残した。イラク・アフガンと財政赤字。投入されている米兵はそれぞれ16万人と3万8000人。とりわけアフガニスタンは介入後八年にもなるが、なんら解決のめどが立たずヴェトナム戦化している。タリバン政権を首都から駆逐したものの、擁立したカルザイ政府は弱体で、汚職体質のため人心を掌握できずタリバンが依然として影響力を保持している。
    砂漠と高地山岳のこの国に豊富な石油資源があるわけでなく、ブッシュ政権はもてあまし、今や「忘れられた戦争」になりかかっている。

    大統領選直前に国家情報幹部からこの戦いの困難をブリーフィングされたオバマが言う。「今までは選挙に負けるのが心配だった。君たちと話をしたら、選挙に勝つのが心配になった・・・」

    戦争はひとたび始まれば終結が難しい。兵の増強を求める軍の要求は止めどもなくなる。「戦争の犬たちがひとたび放たれると、どこへ連れていかれるかわからない」(オバマ)

    ヴェトナム戦争を体験しない47歳の若い指導者、イラク戦争に反対し、上述した明晰な戦争観を持つ理知派のオバマがアフガン戦にどう取り組んだか、就任後の一年を克明に再現したのが本書。
    アメリカが戦争を遂行してゆくプロセスが勉強できる。

    アフガン戦とはいうものの、真の敵、アルカイダとタリバンのテロリストの根拠地は、アフガンと国境を接するパキスタンの直轄部族地域にある。この意味で戦争は実質的にはアフガンーパキスタン戦なのである。一方パキスタンとインドは宿敵の関係。インドへの対抗上アフガンを味方にしておきたいパキスタンは、アメリカから多額の援助を受けつつも、自国でのタリバン掃討を徹底してやることはない。タリバンがアフガンで政権を再度奪取する可能性を否定しきれないからである。そして潜在核保有国・イランが、アフガンとパキスタン両国と国境を接している。インド・パキスタンも核保有国。核兵器がタリバン過激派の手にわたる事態をアメリカは深刻に懸念せざるを得ない。

    本書の第1章で、新大統領は前政権の国家情報局とCIAより詳細な機密情報を引き継ぐ。アフガンーパキスタンを巡るこの地域の地政学的知見を知ることができ大変有益だった。
    9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2011年11月12日に日本でレビュー済み
     来年の大統領選に向けて、今年、オバマ政権は「成果物」の獲得に貪欲に乗り出している。
    経済面では、このレビューを書いた前日に野田総理が協議入りを表明したことで、軌道に乗った
    TPPへの日本の取り込み。対日輸出拡大による経済立て直しだ。
    そして軍事面での最大の成果物は、5月のビンラディン暗殺だ。アフガン派兵の正当性を晴れて
    アピールできる材料が手に入ったわけだ。本書には、そのアフガン派兵に至る政権発足当初の舞台裏が
    描かれている。

     対テロ戦争の矛先をイラクからアフガン(+パキスタン)に向けるという大枠については、
    一致するものの、タリバンを「撃滅」し、アフガン全土を完全に制圧することを目指して
    大量派兵を目論む軍部に対し、オバマは、より小規模かつ低コストで済む道を模索する。
    さらに本書によると、ノーベル平和賞受賞に際して、オバマは「わたしはアメリカ国民や
    同盟者を脅かす非情な敵と対決する責任を負う、最高司令官です…」という所感を述べたと
    記されている。
     そこから浮かび上がるのは、対テロ戦争というフィールドで、より効率的に「成果物」を
    得ようとする、政治的リアリストとしてのオバマの実像だ。プラハでの核廃絶宣言で、
    少なからぬ日本人が抱いた「平和主義者幻想」は、あっさりと覆されてしまう。

     民主政治というゲームに勝つには、選挙前にできるだけ多くの「成果物」を人民の前に提示
    すればよい。戦争もまた、その一分野にすぎない…。
    そんなオバマの冷徹なつぶやきが聞こえてきそうな読後感が残った。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2011年8月28日に日本でレビュー済み
     世界の王様=アメリカ大統領と、その周辺を見続けている著者による、オバマ政権誕生から
    2010年7月まで(肝は2009年末に発表された、アフガンへの3万人増派を巡る−明と暗それぞれで
    行われた−駆け引きの部分)を描いた一冊。

    ・アフガンとパキスタンはセットで考えないといけない。
    ・アフガンにアメリカの資源を湯水のように突っ込むのは無理→現実的な目標が必要。
    ・パキスタンはアメリカとタリバン等のテロ組織(向こう考えもあるが、便宜上、こう記す)
     それぞれと繋がっている。つまり両方を天秤にかけている。協力の条件に、核武装を認めろ…と
     まで言っている。
    ・「チームオバマ」も(スタッフが多い故に)多数の派閥に分かれている。世界史に残るような
     ことも、実際は個々人の対立が多分に影響している。
    ・軍部とホワイトハウスの差。
    ・統合参謀本部が本来の機能を果たせていない(成否がシステムでは無く人に依っている)。

     …等々、「歴史を作ってきた人」を身近に見ていた(会える)著者ならではの情報満載。
    それだけでも読む価値有り。

     そしてアメリカ合衆国大統領が物事を決めるまでに、どれだけの過程・問題・柵を乗り越えないと
    目標に届かないのか?アメリカ政府(ホワイトハウス)の政策決定構造を知る一助にもなります。
    9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2011年6月26日に日本でレビュー済み
     久しぶりに本をじっくり読んだ。だがウッドワードの作品を待っていたから、あっという間に読んでしまった。
     本書はイラクとアフガンという2つの戦争、戦後を引き継いだオバマ政権の
    アフガン戦争を巡る政権、軍のせめぎあいを明かし、その政策決定の過程を追うものである。
    いつもながら著者の豊富なインタビューと資料類の特ダネは、読んでいてスリリングですらある。

     戦争というのは一回始めてしまうと終わらせるのに苦労するというのが良く分かる。
    そして、軍というものは戦争を名目に常に戦線、動員兵力のエスカレーションを狙っているの
    というのもよく分かる。アメリカにしてその内在論理はベトナム戦争の時からほとんど変化していないのである。

     せめてもの救いは大統領オバマがその部分に自覚的であるのが伝わってくることである。
    本書からは、いまアメリカかどういう論理で動き、それを支えている指導層の思想というものを知ることができる。
    オバマ政権の行方は分からないが、いま読んでおくべき一冊である。
    8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2011年9月2日に日本でレビュー済み
     電撃的なオサマ襲撃に至るまでの米オバマ政権のアフガン、イラン対応にかんするインサイドストーリー。ワシントンでどう政策が練り上げられていくかを克明に描きます。これまでのブッシュ政権3部作の延長上にある作品です。

     相変わらずの詳細なドキュメントなのですが、かつての「ブッシュの戦争」ほどわくわくする部分がなく、「攻撃計画」や「ブッシュのホワイトハウス」ほど盛り上がりがない。これはオバマ政権の個性なのか、筆者がある種のマンネリズムに陥ったのかわかりませんが、ちょっとこのやり方では限界が招来しているように思います。

     
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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