「リクルート出身でも駄目なことはある」をつらつらと考える

2009.09.09

組織・人材

「リクルート出身でも駄目なことはある」をつらつらと考える

伊藤 達夫
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

リクルートはブランディングがお上手で、自社出身者はどこでも通用する!と非常に鼻息が荒いですが、私が見た事業会社に移ったリクルートな人々はあんまり・・・。今日はそのへんをつらつらと考えて見ます。

 誰も書かないと思うので、私がつらつらと書こうかな、と思います。

 リクルート出身はすごい!みたいなイメージが出来上がっているように思います。誰が仕掛けているのか知りませんけどね。

 ビジネス書でも、そういうタイトルの本がけっこうありますよね・・・。書いてあることは普通のお話しなんですけどね・・・。

 で、まあ、当たり前ですが、リクルート出身でもだめな人もいます。当たり前です。

 ブラジル人が全員サッカーがうまいか?といわれれば、下手な人もいるというのと一緒です。

 で、まあ、今日はブラジル人でもサッカー下手な人がいるというようなお話しを書きます。

 私の知人で、戦コン出身ですが、気合炸裂の求人広告会社を経営している人がいます。私から見ると、コンサルティングに向いているんですけど、同僚のプレゼン中に退屈で寝てしまうから、むいてないそうですが・・・。

 彼は、何年か前、銀行で唯一、Webマーケティングで黒字をたたき出したという実績を持っていて、そのテーマで講演すると、300人ぐらい集まったそうで。

 そんなわけで、彼はWebはすごーく強いのですが、今の会社では、お客さんはテレアポ、訪問で取るというスタイルで経営をしています。彼の持論は営業は気合いだ!です。

 そんな彼も、よく知らない求人広告の世界で起業するとき、不安に思ったのかリクルート出身の人を入れたそうです。

 いわゆる鳴り物入りだったみたいです。

 でも、結果から言えば、駄目で辞めてもらったそうです。

 で、なぜか?

 それは、低価格で顧客を獲得して、徐々に入り込んでいって、客のニーズに合わせて自分でカスタム提案して、粗利を上げていくというスタイルが取れなかったから、だそうです。

 これ、リクルートを考える時に、大事だと思います。

 リクルートは最低限の粗利がはじめからでかい商品が多いですよね・・・。スペースあたりで見れば安い!とか主張する人もいますが、最低価格が高いのです。

 まあ、粗利がでかい商品を扱っている会社だということです。しかも求人広告の市場規模はばかでかいですし。

 で、そういうものを、いわゆるテレアポ、訪問で売るのは得意です。ちゃんと案件管理をして、案件ごとに作戦考えて、ちゃんと取りに行きます。普通のことを普通にやってますね。

 だからこそ、リクナビNEXTの7割引は衝撃だったんですけどね。そのあたりは以前に書きましたけど。記事はhttp://www.insightnow.jp/article/2711です。

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伊藤 達夫

THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役

THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。

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