Arbor NetworksのDDoS検知・防御システム「Peakflow SP」をKDDIが採用


 株式会社東陽テクニカは21日、同社が取り扱う米Arbor NetworksのDDoS検知・防御システム「Peakflow SP」を、KDDI株式会社が採用したと発表した。

 KDDIに採用された「Peakflow SP」は、Arbor Networksの研究チーム(ASERT)が持つ解析データベースをもとに、シグネチャをリアルタイムに提供する仕組み「AIF(ATLAS Intelligent Feed)」機能を搭載するのが特徴。これによって、ボットネットやDDoS攻撃ツール、およびそれらの変種から発生するDDoS攻撃を防げるという。またAIFにより、最近数多く発生しているアプリケーション層への攻撃に対しても、有効な防御手段を提供できるとのこと。

 今回、KDDIでは世界のプロバイダの中でもいち早く「Peakflow SP」を採用したとのことで、同社では、DDoS攻撃の検知および防御サービスへ同製品を展開するとしている。

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(石井 一志)
2012/2/21 16:17