「作ってあげたい彼ごはん」シリーズが、約5年の歳月をかけて・・・ 











ついに・・・











ついに・・・

















累計300万部突破したという嬉しい、嬉しい連絡を頂きました。








300万部って・・・、こんなに大きな数、大きすぎて、もはや想像すらできません。






でも、多くの、多くのみなさんに支えられてここまでこれたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。


出版不況と言われているこの時代に、ここまで彼ごはんを成長させてくれたのは、やはり温かいファンのみなさんだと思います。ありがとうございます。






嬉しいなー。嬉しいなー。


300万部だなんて、想像もしていなかった未知の世界に足を踏み入れることが出来たのは、もちろん嬉しいんだけど、やっぱり一番嬉しいのは、大好きな人においしいごはんを作ってあげたい。そんな思いを抱えている子がこんなにたっくさんいて、好きな人に作る料理を楽しんでくれている。微力ながら、そのお手伝いを出来ているのかと思うと、この上なく、光栄で嬉しい限りです。それが、わたしの原点だから。






今から約5年前、22歳のわたしは彼ごはんを世の中に出したくて、出したくて、いろんな出版社を回って断られ続けました。悔しくて、悔しくて、何度も心が折れそうになって・・・でもこの企画だけは、絶対諦められない!!


ある意味、あの悔しさがあったから頑張れたのかもしれません。


もしもあの時、すんなり、はい、じゃ、出版してみましょうか。なーんて軽い話だったら、ここまで来れなかっただろうな。




若い女の子がこんなに料理に熱中する時代が来るなんて、当時の出版社の大人方は全く誰も信じてくれなかった。悔しかった。






でも、宝島社の井野さんに出会って、わたしの人生は変わった。


「好きな人に料理を作るのって、本当に楽しいんです。頑張って、好きな人にごはんを作って喜んでもらえたら、もっともっと料理が好きが楽しくなって、好きになるんです。恋する女の子にはきっとこの気持ちが伝わるはず」


熱のこもりすぎた私の話を、真剣に聞いてくれて、わたしの夢を一緒に叶えたいと言ってくれた井野さん。






今でも、はじめて会ったあの瞬間を鮮明に覚えています。




・・・、彼ごはんを出すまでの話とか、すごーく長く長くなってしまうので、ご興味がある方は、わたしが夢を叶えるまでのストーリーを綴った「ミラクル」というエッセイをご覧くださいね。「ミラクル」を出版してだいぶ経ちますが、実は日々頂くメッセージやお手紙の中で、断トツに多いのがこちらのミラクルへの感想だったりします。ミラクルを読んで、励まされました、勇気づけられました。というありがたいお言葉をかけて頂くことが多いのですが、わたしのほうがそのお手紙を読んではパワーをもらっています。いつもありがとうございます。










彼ごはん、実はまだまだ終わりませんよ。


今は、次のNEW彼ごはんをじっくり構想中です。やっぱりね、彼ごはんを作っていないと、落ち着かないんだなー。早く動き出したくて、ウズウズする感じ。




それは、わたしだけでなく、ありがたい事にチーム彼ごはんのみんながそうだと思います。


同じ温度の情熱と愛情を持って、仕事に打ち込める、最高の製作チームに出会えたことにも感謝です。




次の彼ごはんも、楽しみにしていてくださいね。


みなさんの期待にお答えできるように、全力でいい本を作りたいと思います。






今後とも、彼ごはんシリーズをどうぞ宜しくお願い致しますスマィリー