映画館×ニコ生! リアルタイムでスクリーンにコメントが!

access_time create folderエンタメ 映画
ニコニコ動画と映画館が初コラボ

2月25日にユナイテッド・シネマ豊洲にて『イヴの時間 劇場版』が上映される。 このイベントの目玉は映画館と『ニコニコ動画』との同時上映だ。 同時上映ということは、もちろんコメントもスクリーンとユーザーのパソコン(PC)に反映される。 劇場館内からもコメントの書き込みが行われる……つまり、上映中もPCや携帯などの端末が使用可能という史上初の試みだ。 もちろんこの行為に賛否両論はあるだろうが、今まで見たことのない光景が出現するという点だけを切り取ってみても非常に面白い。 そこで本イベントやその元となった『ニコニコ映画上映会』について担当者であるコンテンツ企画制作部加藤雅弘氏にお話を伺った。

-企画のきっかけは何でしたか?
加藤(以下、加):『ニコニコ映画上映会』はアメリカの劇場のようにワイワイと、映画を皆で観たいという原点にかえってやっています。 映画も興行自体が落ち込み気味ですが、ネットとリアルの融合という形でドワンゴとして何かできないか? というのがありました。

-今回の作品は『イヴの時間 劇場版』ですが、この作品に決まった経緯をお教え下さい
加:アスミックエースさん・原作/脚本/監督を務めた吉浦康裕さん・スタジオリッカさんのご協力があり実現しました。 そしてなぜ『イヴの時間 劇場版』なのかですが……それは上映後のお楽しみということで(笑)。

-今後も同様の企画はあるのでしょうか?
加:現実的に「この作品!」という予定はありませんが、今回の反応も踏まえドワンゴとしても進めていきたいと思っています。

-最後に一言お願いします!
加:初めての企画ですので、是非参加頂ければ。みんなで映画を観る楽しみ方を味わって頂けたらと思っています。

-ありがとうございました!

今回のコラボに関しては、今まで映画を見てきた層からは異論も多いと予想される。 確かに誰にも邪魔をされず、監督や役者を筆頭に多くのスタッフが作り出した作品をしっかり見たいし、見るべきという意見も賛成だ。 しかし、わいわいガヤガヤと映画を視聴するのも悪くはないはずだ(個人的には、最も古い楽しみ方だとも思う)。決してどちらが正しいという話ではなく、「こういう楽しみ方もあるんだよ」という選択肢が示されたことには注目したい。

●“映画館”דニコ生”同時上映!「イヴの時間 劇場版」/ ニコニコ映画【特別】上映会 概要
http://live.nicovideo.jp/gate/lv80766957
日時: 2012 年 2 月 25 日(土)
20:00 開場
20:30 トーク・ショー
<吉浦康裕監督、水市恵氏(小説『イヴの時間 another act』著者)>
21:00 本編上映 ※本編上映中は吉浦監督と水市氏の生テキストコメンタリー(予定)
23:00 本編終了(予定)
場所: ユナイテッド・シネマ豊洲 スクリーン 1
http://www.unitedcinemas.jp/toyosu/index.html

<“映画館”דニコ生”同時上映!「イヴの時間 劇場版」>
チケット:2 月 16 日(木)10:00 より発売(1800 円/枚)
※お一人様 5 枚まで
電話:0570-02-9999 (音声認識予約/P コード 559-430)
店頭:チケットぴあ店舗/セブン-イレブン/サークル K・サンクス
インターネット: http://t.pia.jp/cinema/

※劇場内でもコメント書き込み可能(端末は自身で持参)
※一部機種(端末)にてコメントが書き込めない可能性があります
※上映中、鑑賞者の PC およびスマートフォンの液晶から光が漏れる可能性があります

<ニコニコ映画【特別】上映会>
ネットチケット: 【前売券】全会員 300 ポイント(税込 300 円)
販売期間: 2012 年 2 月 24 日(金)23 時 59 分まで
【当日券】全会員 400 ポイント(税込 400 円)
販売期間: 2012 年 2 月 25 日(土)0 時 0 分 ~ 2012 年 2 月 27 日(月)18 時 30 分
※各コンテンツ視聴のためのネットチケットはニコニコポイントで購入、1pt=1 円

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 映画館×ニコ生! リアルタイムでスクリーンにコメントが!
access_time create folderエンタメ 映画

ひげおやじ

インターネットの賑わっているところに大概参加をしながら約20年。 ここ最近はニコニコなどの動画サイトを根城にしつつ、何だかよく分からない生活を送る。 生放送においては過去に、日本全国を生放送をしつつ巡ったり、ヨハネスブルグ、ジンバブエ、カザフスタンなど「そもそも回線は大丈夫なの?」といった場所から生放送を行ったことも。 しかし、一番好きな場所は『自分の部屋』とのたまう、自称「世界で一番忙しいニート」・「世界で一番仕事をしない自宅警備員」。

ウェブサイト: http://com.nicovideo.jp/community/co7201

TwitterID: higeoyaji

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。