昔のフィギュアは「足が太かった」 なぜ細くなったのか?

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グッドスマイルカンパニーの安藝貴範代表(左)と海洋堂の宮脇修一代表

 インターネットで活躍するクリエイターを応援するテレビ東京の番組『ドリームクリエイター』(司会:百花繚乱、白石小百合アナウンサー)の収録風景が2012年2月18日、ニコニコ動画で生放送された。この日の注目トピックは、緻密な造形が世界的にも評価の高い日本の「フィギュア」。ゲストとして、「ねんどろいど」で有名なフィギアメーカー・グッドスマイルカンパニーの安藝貴範代表と、老舗フィギュアメーカー・海洋堂の宮脇修一代表が出演したことで、放送はいつも以上に濃厚な内容となった。

 番組では、準レギュラーの芸人「爆笑コメディアンズ」秀作さんが「(最近のフィギュアは)足が細くなっている。昔のフィギュアは足が太かったり、(両)足がくっついていたりした」と指摘。その上で、「細部まで再現できるようになったのは、モノが強くなったのか?それとも技術が良くなったのか?」と質問した。これに対して、安藝代表は「たぶん昔から(足を細くすることは技術的に)できたはず」と返答。その理由について、安藝代表は

「そういうところにコストをかけてもよくなった。昔はフィギュアというよりおもちゃだったので、もう少しシンプルな形で安く作って、子どもに買ってもらわなければならなかった」

と語り、フィギュア文化が子供向けから大人も楽しめるものになることで、コストをかけることが可能になり、そのクオリティも上がっていったと解説した。また宮脇代表も、

「ドール(人形)からフィギュアに進化した形だ。メーカーさんが一生懸命頑張るようになったら誰でもやることだが、やらなかったことをやるからフィギュアのレベルが上がっていった」

と補足した。

 番組ではこのほか、「ドリクリコンベンション」のコーナーで、ことし3月22日から24日に六本木ヒルズ内イベントスペース「umu(ウム)」で行なわれる番組コンベンションで販売されるグッズの詳細が決められた。「ローソンあきこロイドちゃん みんなで作る プロモーションビデオ企画」のコーナーでは、PVで使われる画像がすべて決定した。また「ドリームボーカリスト」のコーナーでは、第2ピリオド勝者の歌い手・ゴッドアローさんが、アニソンカバーアルバム『ドリームボーカリスト』内に収録される『光の旋律』を歌うレコーディング風景が公開された。

◇関連サイト
・[ニコニコ生放送] 「フィギュア」の話題が始まる部分から再生 – 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv75855313?po=news&ref=news#0:08:59
・[ニコニコチャンネル] ドリームクリエイター
http://ch.nicovideo.jp/channel/ch23
・ドリームクリエイター公式サイト – テレビ東京
http://d-creator.jp/

(鏡)

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