ドコモがディズニーと協業した『Disney Mobile on docomo』スマートフォン2機種『F-08D』『P-05D』発表会レポート

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ドコモがディズニーと協業した『Disney Mobile on docomo』スマートフォン2機種『F-08D』『P-05D』発表会レポート

NTTドコモは2月1日、ウォルト・ディズニー・ジャパンと協業した『Disney Mobile on docomo』を発表。Androidスマートフォン『Disney Mobile on docomo F-08D』を2月下旬、『Disney Mobile on docomo P-05D』を3月に発売することを発表しました。

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『Disney Mobile on docomo』の2端末

『Disney Mobile on docomo』は、ドコモが提供する端末と回線、サービス、ディズニーが提供するビデオやアプリなどのコンテンツとサービスをパッケージ化したもの。発表会ではNTTドコモ執行役員マーケティング部部長の永田清人氏が、端末2機種を発表しました。

『Disney Mobile on docomo F-08D』を発表

『Disney Mobile on docomo F-08D』は、4.3インチのHD(1280×720)ディスプレーと1.2GHzデュアルコアCPUを搭載するスマートフォン。防水、『おサイフケータイ』、赤外線、ワンセグに対応します。永田氏は女性になじみやすく持ちやすい形状と、スマートフォンとして使い応えのある基本性能の高さをアピールしていました。

ディスプレー面 背面 専用クレードルが付属

タッチ&トライコーナーで実機を触ってみました。キラキラ輝く本体は女性向けのイメージですが、デザイン重視なだけではなく動作速度やスペックに手を抜いていない印象。Android OSのバージョンは2.3.5で、CPUは1.2GHzの『OMAP4430』デュアルコア、内蔵メモリーは4GB。バッテリー容量は1400mAhです。専用の充電用クレードルが付属します。

『Disney Mobile on docomo F-08D』主な仕様
本体サイズ:約W64×H129×D8.8mm
重量:約120g
連続待ち受け時間(3G/GSM):約400時間/約290時間
連続通話時間(3G/GSM):約330分/約380分
ディスプレー:約4.3インチ 720×1280ドットHD TFT液晶 1677万色
外部メモリー:microSD(2GB)、microSDHC(32GB)
カメラ:CMOS 有効画素数約1310万/記録画素数約1300万
インカメラ:CMOS 有効画素数約32万/記録画素数約30万
CPU:OMAP4430/1.2GHz デュアルコア
Android OS:2.3
Wi-Fiデザリング:対応(8台)
Bluetooth:2.1+EDR
ワンセグ:対応
赤外線通信:対応
おサイフケータイ:対応
防水:対応
カラー:SHINY PINK、SHINY WHITE

『Disney Mobile on docomo P-05D』を発表

『Disney Mobile on docomo P-05D』は、4.3インチディスプレーと1GHzデュアルコアCPUを搭載するスマートフォン。厚さ7.8mmと薄型で、103gと軽量なのが特徴です。防水と『おサイフケータイ』に対応します。永田氏はこちらも女性に持ちやすい形状と軽量であること、デュアルコア搭載の高性能をアピール。

ディスプレー面 背面 薄さが印象的

実機はやはり薄さと軽さが印象的。側面はラウンド形状なので、手に持つと実際の本体の厚みよりも薄く感じます。Android OSのバージョンは2.3.5で、CPUは1.0GHzの『OMAP4430』デュアルコア、内蔵メモリーは16GB。『iPhone』のようにバッテリーは取り外せない仕様になっており、バッテリー容量は1150mAh。メモリーカードはUSBケーブルで接続したカードリーダーで利用し、本体にスロットは搭載していません。

各色に2種類の専用ジャケットが付属

本体デザインはシンプルで男性でも使えそうですが、専用ジャケットを取り付けることも可能。本体カラーのPURE WHITE、PURE BLACKにそれぞれ2種類の専用ジャケットが付属します。

『Disney Mobile on docomo P05D』主な仕様
本体サイズ:約W62×H123×D7.8mm
重量:約103g
連続待ち受け時間(3G/GSM):約350時間/約270時間
連続通話時間(3G/GSM):約150分/約180分
ディスプレー:約4.3インチ 540×960ドットQHD 有機EL 1677万色
外部メモリー:microSD/microSDHC(2GB/32GB)
カメラ:CMOS 有効画素数約820万/記録画素数約800万
インカメラ:なし
CPU:OMAP4430/1.0GHz デュアルコア
Android OS:2.3
Wi-Fiデザリング:対応(5台)
Bluetooth:2.1+EDR
ワンセグ:非対応
赤外線通信:非対応
おサイフケータイ:対応
防水:対応
カラー:PURE WHITE、PURE BLACK

ターゲットは女性

発表会にはウォルト・ディズニー・ジャパン ディズニー・インタラクティブ・メディア・グループ ゼネラルマネージャー モバイルのデービッド・ミルスタイン氏が登壇。『Disney Mobile on docomo』のコンセプトや提供サービスをプレゼンテーションしました。今回のターゲットは20代と30代の女性。さらに、小さい子どもがいる母親をターゲットに、子どもも楽しめるコンテンツを提供します。

10本のディズニーアプリを無料で提供

コンテンツでは、現在Android向けに有料で提供しているメールやフォト、きせかえ、グリーティングカードなど10本のアプリを無料で提供。子ども向けのパズルや音遊びなどのアプリを含め40本以上の無料アプリ、25本以上のライブ壁紙を提供します。子ども向けのアプリは月に1本、追加を予定。

『Dlife』は50時間、無料で視聴可能

『Disney Mobile on docomo』で目玉となりそうなのが、ビデオコンテンツと東京ディズニーリゾート向けの特典です。ビデオコンテンツは、ディズニーの長編アニメーションやアクション映画などを月に20時間、無料で視聴できる『Disney シネマ』、ディズニーが3月に開局するBSチャンネルから海外ドラマを月に50時間、無料で視聴できる『Dlife』を提供。東京ディズニーランドや東京ディズニーシーで利用できる特典については、春ごろ発表されるそうです。ほかにも、ディズニーストアで利用できる割り引きや特典を用意しています。

『Disney Mobile on docomo』はドコモの回線上でサービスが提供されるので、ユーザーには「@docomo.ne.jp」のメールアドレスが割り当てられます。ディズニーのメールアプリを利用する場合には「@disneymobile.ne.jp」のメールアドレスが利用可能になり、デコレーションメールなどが楽しめるとのこと。ドコモのキャリアメールを利用する場合でも、1000種類以上プリインストールされたディズニーの絵文字が利用できるそうです。

堀北真希さん ミッキーとミニーも登場

発表会にはCMキャラクターを務める堀北真希さんが、CMと同じ衣装を着てゲスト出演。ミッキーマウスとミニーマウスも駆けつけ、発表会を盛り上げました。

ディズニーがソフトバンクモバイルの回線を利用して独自に携帯電話事業を展開しているディズニー・モバイルと異なり、『Disney Mobile on docomo』はドコモが端末と通信サービスを提供し、ディズニーはコンテンツとコンテンツサービスを提供する協業という形態。ディズニーキャラクターやデザインだけでなく、映画や海外ドラマまで含むディズニーの世界観がまるごとパッケージ化されているのは『Disney Mobile on docomo』の大きな強みになりそうです。

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宮原俊介(編集主幹) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長を務める。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

TwitterID: shnskm

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