トンデルさん講演1月28日(土曜)高木学校の様子
- kotoetomomioto
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かなり盛況な様です。
これから久しぶりに講演会に参加。高木学校主催「チェルノブイリ原発事故とスウェーデンにおける被ばく影響」トンデル氏+ウェリンダー氏
2012-01-28 13:26:16トンデル氏の来日公演「 チェルノブイリ原発事故とスエーデンにおける被曝の影響」(主催:高木学校)に来ています。新宿区新宿歴史博物館 なう。13:30開演だけど結構混み合ってきました。
2012-01-28 13:08:06トンデルさん喋ってる 今中さん喋ってる 押川さん立ってる 私座れた 立ち見座り見で通路ぎっしり <あと3時間 地震来ないで~
2012-01-28 13:56:37講演始まったらしい、、
今中「トンデルの2004年論文は大変迫力のあるものでした。100万人の調査です。トンデルは福島に行ってぜひ山下俊一に会いたいと言っています。」
2012-01-28 13:34:50トンデル「公的なリスク評価では、チェルノブイリの影響で、ヨーロッパ全体で2万3千人のがん増加が予測された。全体のがんの0.01%。私は疑問を持っています。」
2012-01-28 13:52:18トンデル「スウェーデンでは、チェルノブイリの影響で最大10万Bq/m2の汚染。汚染の低いストックホルムに比べて、ラップランドはトナカイによる内部被曝で100倍のリスクがあった。」
2012-01-28 14:03:02トンデル「①2004年論文。低レベルの被ばく影響を調査するためには多くの人のデータが必要。疫学のデザインを注意深く。1986年時点で60歳まで。同じ居住地域。2年間。」
2012-01-28 14:13:50トンデル「放射能以外の原因を考えると、都市の方が田舎よりがんリスクが高い。人口密度・職業・喫煙・生活スタイルなど様々な影響。」
2012-01-28 14:16:24トンデル「450の地域を汚染レベル別に6つに分ける。がんリスクを観察。他のリスクが大きい、都会のストックホルムは排除しました。」
2012-01-28 14:18:14トンデル「汚染の低い地域ではもともとがんが少なかった。もともとの地域別のがんリスクを考慮して、デザインする必要がある。」
2012-01-28 14:19:18トンデル「一番クリーンな地域を対照群とした。汚染別に相対的なリスクを把握。一番高い地域で20%増加。チェルノの影響だとは言い切れない。なぜなら被ばく線量が把握できていない、外部被曝しか考慮できていない。将来的には内部被曝の影響を考慮する必要」
2012-01-28 14:22:55トンデル「②2006年論文。スウェーデンでは、IDナンバーに従って、がん登録がなされています。住所つき。①に比べてかなり正確です。」
2012-01-28 14:27:06トンデル「しかし、いまだがんリスク増加を結論できません。他の影響を完全に排除できないからです。今後は、他の要因を取り込み、調整を行います。外部被曝と内部被曝を年ごとに推定する必要。」
2012-01-28 14:30:06トンデル「10万Bq/m2でがんリスクは0.11%増加。がん全体のうち、チェルノの影響は3.79%。約1000人。」
2012-01-28 14:32:27まとめ人注:↑恐らく、「10万Bq/m2で11%増」だと思われます。(Tondel, 2004年論文)
強み→居住地域、コントロールとの汚染レベルの差が大きい。弱さ→個人の被ばく線量はわかっていない。一番汚染地域の人が少ない。トータルながん増加だけで、白血病や甲状腺がんの増加は認められていない。
2012-01-28 14:47:56