ノイズキャンセリングヘッドフォンの雄、再び。
毎年更新
ソニーのノイズキャンセリングヘッドフォン「WH-1000XM3」の後継機と思われる「WH-1000XM4」がブラジルの認証機関に登録されていた模様。
Fone de ouvido Sony WH-1000XM4 é homologado pela Anatel https://t.co/2fDMuTU40n pic.twitter.com/4McDJmeCqd
— Tecnoblog (@Tecnoblog) March 6, 2020
ブラジル版FCC(連邦通信委員会)に相当するAnatelに複数の画像が登録されているようで、それによると現行モデルとは外観上の大きな変更点はないようだ。
現時点でも「WH-1000XM3」はノイズキャンセリング性能としてはトップクラスなので、性能的に大きな進化を求めるのは酷な話ではあるが、性能としても登録されたユーザーマニュアルによると結構進化している部分があるらしい。
まずBluetoothがv4.2からv5.0対応になり、定格消費電力が8Wから2Wに低下、それによって有線接続及びノイズキャンセリング使用での稼働時間が36時間から40時間に延長しているようだ。
さらに「speak to chat」機能が使えるようになっているようだ。
個人的には音質をさらに向上させて欲しいという気持ちがあるが、その辺りには言及されていない。
また、このWH-1000XM4の登場時期に関しても、正確な情報はないので、具体的にいつ発売になるかまではわからない。
ただ、現時点では登場スルのではないかと思われる状況が見て取れる、というレベルの話である。
最強の名を欲しいままに
私はWH-1000XM2を持っていて、正直これでも十分だと思える性能を実感している。
というのも、WH-1000XM2を自宅内でしか使用していないからで、これだけで室内の騒音はほぼ消えるし、稼働時間も30時間と長いので充電さえ滞らなければ困る事もない。
なのでWH-1000XM3が発売された時に、製品をアップデートするか? と考えたが、結局アップデートしなかった。
性能的には専用の半導体が組み込まれたりと結構な進化をしたにも関わらず、それでもアップデートの必要性を感じずにスルーしたのである。
なので、今回のWH-1000XM4に関してはちょっと興味があったりする。
ただ、いくつもの機器を扱っていくと、ノイズキャンセリングヘッドフォンとして密閉式のWH-1000XM4を導入するのが良いのか、それとも左右独立型イヤフォンでノイズキャンセリングを選ぶ方が良いのか、結構迷うのである。
ワイヤレスイヤフォンやワイヤレスヘッドフォンを外で頻繁に使う場合は、常に室内用と室外用を持っていても良いと思うが、私のように外ではあまり使わない、という人であれば、購入する製品は一つにしたいという思いはあるだろう。
その時、最終的に何を選べばよいのか? となった時、性能を採るのか、それともコンパクトさを採るのかが分かれ目になる。
とりあえず室外用はJabraのElite active 65tがあるので、今回はWH-1000XM4かなぁ…と思ったりもするが、さて、どうしたものか…。
そもそもJabra Elite active 65tを75tにアップデートしなくてよいのか? という問題もあるし、意外と困った話ではあるな。