シャープ、プラズマクラスターが睡眠も改善

~浮遊ダニアレルゲンの作用を抑制

 シャープは、イオン濃度10万個/立方cmの高濃度プラズマクラスターが、睡眠阻害要因の1つである浮遊ダニアレルゲンの作用を抑制する効果が実証されたと発表した。

 総合医科学研究所に委託して試験を行なったもので、浮遊ダニアレルゲンによる鼻づまりや鼻のかゆみなどの睡眠阻害要因行動が緩和されたという。具体的には、「起床時のすっきり感」「起床時の快適感」「睡眠の満足度」「睡眠による疲労快復度」の各項目において統計学的に優位な改善が見られたとしている。

 総合医科学研究所代表取締役社長 杉野友啓氏は、リリース中で、「今回、プラズマクラスターが、睡眠阻害要因のひとつである浮遊ダニアレルゲンの作用を抑制することにより、“快眠”を促すことが確認できました。プラズマクラスターは、ダニアレルゲンが睡眠阻害要因である方の快適な睡眠をサポートする手段のひとつとして期待されます」というコメントを寄せている。






(伊達 浩二)

2011年8月4日 16:01