■「自分はこんなに頑張っているのに」という人 | たかみゆきひさオフィシャルブログ「shadowcube」Powered by Ameba

■「自分はこんなに頑張っているのに」という人

昨日の「人間の可能性について考える」 の続きです。



タレントでも普通の仕事でもそうですが、

自分はこんなに頑張ってるのに…


とこぼす人がいます。

この不平が可能性を殺しています。


「自分はこんなに頑張っているのに」という人は

殆どの場合その頑張り度合いは「主観的」

です。でも、

頑張りを評価するのは自分ではなく他人

なので客観性が大事です。
そして

どんなに頑張っても結果が出てなければ意味が無い

です。

タレントは特に周りが見えなくて独りよがりになりがちです。
そして、自分の都合のいいように発言する生き物です。
自我を出していく仕事だから自分中心に考える傾向はある程度は致し方ないところですが、それが原因でマイナス評価になってしまっては元も子もないです。
特に新人の時はデビューに向けて頑張っている時期で、しかも業界の仕組みとか評価基準なんかもよくわかっていないから、余計に「自分はこんなに頑張っているのに」になりがちです。
気をつけましょう。


「なぜ?と考えてはいけないという話」
にも書きましたが、

認めてもらえないということは何かが足りないということです。
その何かがなんなのかを勘違いしている事は大変よくあります。

独りよがりな「頑張っているのに」はとても危険で生産性が低いです。


ということで、自分の可能性の追求する上で「自分はこんなに頑張っているのに」は要りません。


そして間違えないで欲しいのは

頑張ったから偉いわけではありません

頑張らなくてもできる人の方が良いのです。

頑張らなくてもできた子は頑張った子よりも余裕がありますから、その分次のステップに行けます。
頑張りは次のステップへ次のステップへとシフトさせてください。
そっちの方が生産的です。

頑張らなくてもできちゃっても楽観してはいけません。
ステップアップしていく事を怠れば落ちていきます。


結局頑張りは必要だしとても大切です。
大事なのはその頑張りをどこに向け、どう評価して頂くかという事なのです。